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セルライトができる原因にはどんなものがあるの?

新着情報2017.07.23

こんにちは、フォレスタの戸田です。

お尻や太ももの裏側、下腹部を中心にできるボコボコとした「セルライト」。

20代以降の日本人女性の、実に約9割近くに存在しているといわれています。

でもセルライトが目立つ人と目立たない人がいるのはなぜなのでしょうか?

 

今回は「セルライトができる原因」と、セルライトの目立たない体を維持するためのポイントについてご紹介します!

 

セルライトのできる原因は「冷え」「代謝の悪さ」「むくみ」など

セルライトはお尻や太ももの裏、おなかなどの比較的脂肪がつきやすい箇所に多く発生し、人によっては二の腕やヒジ先、ふくらはぎにもできます。

肥満が進んでいる人は老廃物をためやすく、結果的にセルライトができやすい傾向にあります。

だからといって、体重や見た目が痩せている人の体にもセルライトはできます。

 

これには「代謝が悪く筋肉量が少ない体かどうか」が関係しています。セルライトの多い人の特徴として次のようなものがあげられます。

 

セルライトの多い人の特徴

・体重の割に体脂肪率が高い
・運動不足
・むくみが強い
・冷えやすい
・基礎代謝量が低い
・デスクワークや接客業など同じ姿勢で長時間作業をする
・加齢(20代以上の女性にはよほどのアスリートでもなければ多少のセルライトは出来始めます)
・不規則な生活
・睡眠不足
・アルコールの過剰摂取

 

20代以降の女性の体は、女性らしい「体の維持」に栄養を必要とします。

幼児期~思春期のように身長を伸ばしたり筋肉量を増強するといった「成長」に栄養を使うのではありません。

※一般的に「成長」の方が栄養を多く必要とし、「体の維持(基礎代謝)」は年々減少します。

 

そのため、思春期と同じ量のご飯を食べ同じ運動をしていても、基礎代謝量の低下し始めた20代以降の女性は摂取カロリーに余剰分が出やすいので、セルライトが溜まりやすくなるのです。

 

また、不規則な生活や睡眠不足なども、体をむくませたり基礎代謝を下げる要因の一つです。

 

セルライトは「皮下脂肪の中の繊維組織+老廃物」の肥大化

セルライトはなぜ「代謝が悪く筋肉量が少ない体」の人にできやすいのでしょう。

 

そもそもセルライトは皮下脂肪を構成する要素の一つです。

四肢や下腹部、お尻回りを中心にできるセルライトは胸の脂肪と違い、皮膚を動かすと凸凹が目立ちます。

セルライトの蓄積が進むと、皮膚を動かさなくても凸凹が目立つこともあります。

 

これにはセルライトができやすい部位の「皮下脂肪の成り立ち」が関係しているんです。

脂肪は皮膚と筋肉の間に存在し、体のエネルギーを蓄えたり体温などの恒常化に役立っています。

 

皮下脂肪を構成する脂肪組織と脂肪組織の間は「繊維組織」がつないでいます。

脂肪組織と繊維組織のバランスが保たれていれば、本来の凸凹のない脂肪がキープできます。

 

原因はさまざまですが、繊維組織に不要な水分や老廃物が結合し、繊維組織が肥大化したり増加すると、皮下脂肪内のバランスが悪くなり、表面が凸凹してきます。

この「凸凹した状態の皮下脂肪(特に肥大した繊維組織)」を「セルライト」と呼ぶのです。

 

「セルライトはもう戻らない?」いいえ、そんなことありません。

セルライトが目立ちにくい人の体は「老廃物を排出しやすい」「筋肉量や代謝のバランス」が良いと考えられるので、繊維細胞が老廃物を正常に排出し続けることで、セルライトは通常の繊維組織へと変わっていきます。

 

体重は標準範囲なのに体脂肪率が高いという人は、脂肪と脂肪を結ぶ繊維組織の量や質が低下しているということ。

そのため、体重だけでなく体脂肪量もきちんと管理することが、セルライトを軽減するポイントです!

 

セルライトは突然体の中に不要なモノができたわけではありません。

「皮下脂肪組織の変形」が最大の理由なので、単にダイエットで脂肪を落とせば良いのではなく、トータルで生活を見直すことがカギになります。

 

セルライトを潰して流すは嘘?!

セルライトは「必要な組織が肥大化してできたもの」というご紹介をしました。

では、対処法として「セルライトを潰して流す」という表現は正しいのでしょうか?

 

セルライトは老廃物だけではないので、繊維組織がつぶれてしまっては必要な脂肪の形をキープすることが難しくなります。
だから、この「潰す」という表現自体には過剰な表現かなと思います。

強い痛みを伴うマッサージで「セルライトを潰す(ような)施術」を行うサロンはあまり好ましくないです。

 

「脂は熱で溶ける」という表現をするサロンもあるようですが、実際に人体の脂を急速に溶かすような施術があるとしたら、大やけどを負ってしまいます。

美容医療行為としてセルライト除去を行うというのもありますが、生活改善でセルライトの緩和が見られる場合が多いので、安易にクリニックで除去できる、と思うのも危険です。

 

一方、老廃物が流れやすい体を作るために温浴やサロンのマッサージで体を温め、冷えにくい組織へと整えたり(セルライトほぐし)、美容クリニックやサロン専用のマッサージ器具などで筋肉に低刺激を与えて代謝改善を図り、最終的にセルライトへの働きかけにつなげることは一定の効果が認められています。

 

プロの痩身マッサージは単に体を温めるだけでなく、リラクゼーション効果が高いのが特徴です。

リラクゼーション効果によりストレスが軽減=代謝アップにもつながる可能性もあります。

この点からもプロの施術を取り入れつつ、ご自身の生活も見直すことがセルライトを軽減させるためには重要なポイントといえます。

 

まとめ

・日本人女性の約9割にセルライトがあり、筋力量が低く代謝が悪いこと(生活の乱れや冷え)が原因と考えられている

・セルライトは皮下脂肪の中の「繊維組織」に老廃物や余分な水分が結合した状態なので痩せている人にも発生する

・過剰なセルライト除去をうたっているサロンは危険。まずはマッサージなどで老廃物を流しやすくすることと、生活習慣の見直しをするのが不可欠

 

セルライトができる原因はいろいろですが、筋肉量が多くて脂肪が適量なら老廃物を排出しやすくなって、結果セルライトができにくくなります。

まずはご自身のセルライトができる原因を考えてみて生活改善を行うこと。

それと適度な運動やサロンの施術を取り入れると効率よくセルライトを減らすことが期待できます。

 

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FORESTA

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FORESTA

FORESTAは、木のぬくもりが優しい、長く愛されている隠れ家サロンです。 ゆったりと広い店内でボディ・フェイシャルをトータル的にサポートします。