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エステで使われるキャビテーションの仕組みと効果

新着情報2017.08.26

こんにちは、ルシエルの水野です。

「キャビテーション」という言葉、最近耳にする機会が増えた気がしませんか?

エステサロンや美容医療界での施術はもちろんのこと、家庭用に出力を抑えた簡易キャビテーション機器も発売されており、キャビテーションに対する期待がどんどん高まっています。

でも、詳しく話せる人が少ないのも「キャビテーション」ですよね。

今回は「美容キャビテーションの仕組みと期待できる効果」についてご紹介します。

 

キャビテーションは「気泡で脂肪を柔らかくする」技術

キャビテーションとはそもそも「空洞現象」という現象をあらわす言葉です。

液体に強い圧力を加え振動させると、気泡が発生しパチンと弾けて消えるのを繰り返します。

気泡の発生と消滅が繰り返されると、周囲の物体に様々な影響を与えます。

 

美容業界ではキャビテーションの機器を痩せたい部分にあて、超音波を流すことで「キャビテーション(空洞現象)」を発生させ、周囲の脂肪細胞に働きかけます。

具体的には美容用のキャビテーションでは、体内で次のような反応が起き、結果として痩身効果が期待できます。

1)脂肪細胞膜を破壊する
2)脂肪組織が乳化される
3)乳化された脂肪組織はエネルギーに変化する
4)それでも残った脂肪組織は血液に流れ、老廃物となる

美容キャビテーションでは、まず脂肪細胞の膜を破壊し脂肪組織が乳化(トロッとした液体状になる)します。

私たちは運動をするとき脂肪組織をエネルギーとして活用しますが、乳化された脂肪組織の方が、より効率的にエネルギーとして消費することができます。

また、脂肪細胞の膜自体も一度破壊されているので、再生までに時間がかかります。

このため、乳化した脂肪組織は先ほどの脂肪細胞内には留まらず、血液の中へ数日かけて吸収、または老廃物として排出されます。

細胞が再生されるまでの期間に運動やマッサージを取り入れれば、効率よく乳化した脂肪組織を消費することができます。

この仕組みをふまえると、完全にキャビテーションだけで痩せるのは難しいものの、痩せやすくリバウンドしにくい体を得るためには魅力的な施術であると言えます。

 

理想的なキャビテーションの施術頻度は3~4日に1回

キャビテーションにより破壊された細胞の回復には最短3~4日かかると考えられています。

つまり、キャビテーションの効果も最短3~4日ぐらいです。

もともと運動していた人や体力のある人、代謝の高い人と、あまり運動をせず代謝が低下している人では効果の表れに個人差が発生します。

これらをふまえると、キャビテーションを始めたばかりの段階では3~4日に一回施術するのが理想です。

中には1回目から効果を感じる人もいますが、多くの人が2か月程度継続することで効果を実感し始めるので、できるだけ2~3か月は継続して施術するとよいでしょう。

 

キャビテーションは「皮下脂肪」を分解できる

キャビテーションで刺激を受けることができるのは「皮下脂肪」です。
体の深部にある、「内臓脂肪」へは直接働きかけることができません。

女性は比較的皮下脂肪が多い太り方をしますので、キャビテーションによる効果を得られやすいのです。

なお、下半身や二の腕といった脂肪を多く含む箇所へ施術します。

 

キャビテーションによる副産物の効果

キャビテーションを継続して受けるとこんな効果もあります。

1)むくみの軽減

脂肪が凝り固まっているとむくみも起きやすくなります。
脂肪が小さくなれば水分を無駄に溜め込みにくい体に近づきます。

2)脂肪のでこぼこの軽減

脂肪そのものの形にアプローチできますので、続けることで脂肪の形状がすっきりする可能性も高まります。セルライトが目立つ人は期待が持てます。

 

キャビテーションを受けるとき気を付けたいこと

キャビテーションを受けるときはこんなことに気を付けましょう。

1)冷えを改善しておこう

冷えは脂肪燃焼の大敵です。

もちろんエステのコースには体を温めるコースが含まれていますが、普段からの心がけ次第でキャビテーションの効果を高められるほか、新しい脂肪を溜めにくくなります。

施術前後は特に体を冷やさないように意識します。

2)肝臓・腎臓の疲れに要注意

血液中の老廃物は肝臓や腎臓を経由して再利用可能なものと本当に不要なものに分解されます。

普段からアルコールを多く飲むほか、美容のためにと過剰な水分を摂取していると肝臓・腎臓の働きが鈍くなり、キャビテーションで老廃物が一時的に増えるとさらに内臓へ負担をかけることになります。

 

キャビテーションを活用し、脂肪の溜まらない体を目指しましょう!

脂肪を分解することはもちろん、体形維持には脂肪を溜めないことも大切です。

脂肪の溜まりにくい体をつくる手助けとしてキャビテーションを活用するのは、とても理にかなったことです。

ぜひ、キャビテーションを含んだ「トリプルシェイプコース」を体験してくださいね!

LECIEL.B

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LECIEL.B

札幌では希少なエステと整体の融合☆ むくみや肩こりのお悩みと細くなりたい!引き締めたい!の両方が叶う